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藤代 聖依

Kiyori Fujishiro

2年

「聖に依るとかいて「聖依」。聖とは「知徳にすぐれ、尊敬される人」を言ふなり。依るとは「前の事柄が原因・理由になって、後の事柄が起こることを示す。」とあり。すなわち「聖依」とは「日々の鍛錬により知徳に傑れ敬はるる者」なり。 彼の者、常に練習に参加し帆走の鍛錬を怠らず。上の訓戒を善く聴き、これを実行し、度重なるを経て繰り返さむること能くす。舟の転覆せんとすとも、怖気づかず、果敢に進むその心胆実に見事にして頼もしきもの也。また日々学問に励みて成績秀づ。拉麺を日に二度食すを悪しとせず、体重増加せり。陽の性に憧憬を抱きて三田に赴き而して己に合わざるを知る。願わくば海に於いて陽となり、その明るさと智勇を以て皆を導く者となるべし。」

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